≪Androidユーザーの皆様、お待たせしました♪≫ カラオケアプリで目指せ高得点 ~失敗しないマイク選びと歌い方~【Android編】




はじめに
今回、TASCAM TM-250UとAndroidスマートフォン、ポケカラの互換性が確認できましたので、Android編を新たにアップ致します。
Androidユーザーの皆様、大変長らくお待たせいたしました!!





こんなお悩みありませんか。


もっと音質あげたいな・・・。


第一回目は利便性と取り回しの良さから、ダイナミックマイクを使う機材セットをお勧めしてきました。
しばらくポケカラを楽しんでいるうちに、いろんな楽しみ方があることがわかってきました。一発録りでどんどんアップしてくのもよし、やり直しを重ねてベストテイクをアップするのもよし。どちらにしても、アップしたものにコメントがついたり、フォロワーが増えたりでなかなか楽しいものです。
ところが、ベストテイクを残そうとすると、これはただのカラオケではなくガチのレコーディングであることに気が付きました。
レコーディングという考えになるとやはりコンデンサーマイクを使うのが一般的。コンデンサーマイクはデリケートなもので扱いに気を使いますが、今回はコンデンサー型のマイクでさらにUSB接続できる最新型のマイクをご紹介してまいります。

iPhone版はこちら

用意するもの

USBマイク       TM-250U 

ポップガード      TM-AG1  

ヘッドホン       TH-06

変換アダプタ      Apple USB-C to USB Adapter  MJ1M2AM/A   

  





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接続例とセッティング




こんな感じでつかいます





マイクの使い方

【超重要】マイクの指向性をしっかりあわせる。口との距離は今回は25cm前後で歌う。

・まめ知識

今回お勧めするマイク(TM-250U)は単一指向性コンデンサー型USBマイクです。

コンデンサー型マイクはダイナミック型マイクと比べて感度がよく、繊細な音が録音できます。構造もデリケートなため、衝撃などに弱いものです。しかし、その集音性の高さから、多くのレコーディングの現場で使われています。感度が高いため、手持ちすることはなく必ずマイクスタンドに設置します。振動を抑えるためショックマウント機能付きのマイクホルダーとセットになっていることが多いです。

さらに吹かれの音を防ぐために、ポップガードも必需品となります。これだけでも、ダイナミックマイクと違って準備が大変なことがわかります。また、部屋が静かであることが大前提となります。



ダイナミック型マイクについてはこちら

USBマイクとは

今回のもう一つのポイントはUSBマイクであることです。

USBマイクとはパソコンのUSB端子に直接接続できるマイクです。マイクでパソコンに音声を送るとなると普通はオーディオインターフェースという変換器が必要になります。これはマイクが送る音声信号がアナログであることに対してパソコンが受ける音声信号がデジタルであることが理由です。オーディオインターフェースはアナログとデジタルの変換の役目を担っています。この変換部分を内蔵したものがUSBマイクになります。パソコンとの接続はUSBケーブルのみとなりますのでとても簡単です。今回はAndroidと接続するため、アダプタを経由してUSB接続しています。


サンプル音源

ポケカラアプリ内で当社「TASCAM」を検索してみてください。ご紹介したTM-250U使ってアップロードした楽曲やその他のTASCAMの製品を使ったものをアップロードしています。ぜひご試聴ください。






(余談)ティアックカラオケクラブ 活動報告 上達への道

気持ちよく歌うのと上手に録音するのは考え方をかえたほうがよさそうです。ライブやレコーディングの現場では強弱のムラがあっても、コンプレッサーなどの電子機器の処理で過度な強弱は整えてくれます。特にレコーディングの場合ではピッチやテンポのずれまで修正できてしまいます。

しかし、ポケカラは途中から録音し直すなどのことはできますが、強弱を整えるなどの細かなことはできません。あらかじめ、仕上がりを気にかけて歌うことが大切になると思います。

このため、歌いだしで小さくなりすぎず、サビで大きくなりすぎず、かといって一本調子にならないようにメリハリは意識しながら歌いましょう。

さて、前回も全力で歌わないようにと書きましたが、前述のことを考えながら歌うとなると、やはり、ゆとりがないと簡単にはできません。そのためには、曲と自分の音域があっていることが重要になります。全力で声が出せるなどの状態ではコントロールは難しいと思います。そのためにはキーコントロールをうまくつかって、楽曲ごとに自分の音域にあわせることがよいと思います。この練習方法ついては、別の機会にご紹介していきたいと思います。




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