カラオケ練習法 ~キーチェンジできるCDプレーヤーで自分の音程を探せ~ 自宅でできる簡単機材のご紹介

『この歌、いくつキーを下げればいいのかなぁ。』
『お気に入りの歌だから、なんとか歌い切りたいのになぁ。』


こんなお悩みありませんか?


せっかく気持ちよく歌っているのに、盛り上がりの高音で声がでなくなって途中で辞めちゃうなんてことありますよね。

一人で歌っているのならなんの問題もありません。しかし、宴会などで歌っているときにこうなってしまうと、途中でやめることもできず、やむを得ず1オクターブ下げて歌っちゃうなんてこともあります。

「次は失敗したくないなぁ。」と、ひとりカラオケで自分でも出せるキーを探ってみたりもしますが、全然音程が合わず、結局一体いくつ下げて歌えばいいかつかめないなんてことも…。

カラオケはキーが変えられてとても便利ですが、そこにはお手本の歌がありません。


そこで今回はしっかりお手本にならって練習する方法をご紹介してまいります‼


用意するもの
  • キーチェンジできるCDプレーヤー CD-VT2
  • ACアダプター PS-P520E
  • アンプ内蔵スピーカー VL-S3BT
  • 接続ケーブル(ステレオミニプラグ ⇔ RCA) KLOTZ AY7-0100 1m
→ おすすめ機材合計  ティアックストア販売価格 39,710円(税込)














CDプレーヤーの操作方法 ~基本操作~

CDディスクのセットが終わったら、上記の主要な操作ボタンでCDを再生させてください。キーチェンジを行わない場合は、前後のスキップボタンで練習したい曲を選んで、CDを再生し、CDに合わせて歌う練習を行います。



CDプレーヤーの操作方法 ~キーチェンジ操作~

KEY ボタンを押すと下記の画面となり、VALUE ボタンで キーチェンジが可能。



豆知識 ±6半音とは?


CD-VT2は±6半音のキーチェンジができますが、±6半音とはどの範囲となるのでしょうか。
例えば、星印の「ド」を基準にした場合、下はファ#まで下げられ、上はファ#まで上げられます。1オクターブがカバーできているので、きっと自分の音程が見つけられます。


練習の流れ

音程を変えてみて、自分が歌える高さを探すという単純な繰り返しの練習方法です。

キーチェンジのやり方例

例えば、サビなどの盛り上がりで高くて声が出なかった場合、キーチェンジモードでVALUEの-ボタンを押して、23半音を下げて曲の頭からCDに合わせて歌ってみます。これで無理なようであればさらに下げて、曲の頭から歌ってみる。これを繰り返して、気持ちよく歌える高さを探します。狙いの音程がみつかったら、さらにその前後1半音でもう一度歌ってみて確かめます。半音でも雰囲気が変わってきますので、何度か練習してみましょう。ある程度ゆとりのある高さにすることがお勧めです。


音域の壁

さて、この練習を繰り返して、今までつまずいていた部分を自分の歌える範囲に持ってくることができて歌えるようになっていきます。ところが、歌いだしが低すぎて声がでなくなるという場面にも直面することになると思います。

これは歌いたい曲と自分がカバーできる音域(高低の範囲)があっていないことになります。音域を広げることは簡単なことではありませんので、この場合はその曲をあきらめて、自分にあった曲を探していくことをお勧めします。いままで避けていた異性の曲(男性なら女性の曲、女性なら男性の曲)にもぜひ、挑戦してください。自分の音域にあった曲で自分の歌いやすい音程を見つけることでレパートリーを増やしていきましょう。

CD-VT2のキーチェンジモードで確認できた「2半音下げ」、「3半音下げ」などの結果は、カラオケボックスでの原曲キーに対してのキーチェンジと同じですので、ご自身で設定して歌ってください。今度の宴会はバッチリ歌い切りましょう。

まずは、自分の音域と得意な音程(高さ)を知り、曲を自分のちょうどいい範囲に持ってくることで今まで以上にカラオケを楽しんでいきましょう。



サンプル音源

ポケカラアプリ内で当社「TASCAM」を検索してみてください。キーチェンジした楽曲もアップロードしています。【3個下げ】などの記載しています。ぜひ、ご試聴ください。





(余談)ティアックカラオケクラブ 活動報告 上達への道

CD-VT2のキーチェンジの使い方がわかれば、さらに踏み込んだ練習をしてみてはいかがでしょうか。

自分の得意範囲に曲を持ってくることでレパートリーも増やせたと思います。歌える曲が増えると嬉しいし、楽しさも増します。歌っているだけでもとても楽しいのですが、人にほめてもらえるともっと嬉しいし楽しいものです。

となると、次には気持ちよく歌うことだけでなく、気持ちよく聴いてもらえるかということも考えながら練習していかなければなりません。

 

一般的に歌のうまい人は抑揚があるとかメリハリがあるなどと言われますが、これに到達するにはなんとか声がでるという状況では話になりません。自分にも経験がありますが、これ見よがしに大声で歌って、周りが引いてるなんて状況です。ある程度歌えるようになったら、「なんとか出せる」高さから「これなら多少余裕がある」という高さを探してみてはいかがでしょうか。今までレパートリーとしている歌も一一度チェックしなおしてみてはいかがでしょうか。

原曲をよく聴いてみて、息継ぎはどこでしているか、どこまで一息で歌わなければいけないか、伸ばさなくていいところで伸ばしていないか、ここは途切れ途切れに歌う、ここは弱く歌う、ここは強く歌う、強弱をつけすぎていないか、などいろいろ考えて歌うにはやはり余裕が必要です。

さらに、カラオケ採点にあるような、こぶし、しゃくり、ビブラートなどを使いこなしていくと一気に「歌うまさん」の仲間入りとなるのではないでしょうか。

 

ここまでご説明したのは自分の音域を自覚してそこに歌を合わせていくような練習方法です。

発声法など基礎力を高めたい方はぜひ、ボイストレーニングなどの教室で教えてもらうことをお勧めします。




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