ボイスチャットや配信など、ゲームをするときにマイクを使う方は多いのではないでしょうか。音質や聞き取りやすさを重視するなら、マイク付きイヤホンやヘッドセットを接続するより、USBマイクを使うのがオススメです。
今回は、PS5/PS4に簡単に接続できて高音質なUSBマイク「TM-250U」をご紹介します。
PS5/PS4のコントローラーはマイク/ヘッドホン兼用の4極端子となっているため、マイク付きイヤホンやヘッドセットを接続しなければボイスチャットができません(※)。
一方、TM-250Uを使うとマイクがついていないイヤホンやヘッドホンも使用することができるようになります。コントローラーにケーブルを繋がなくても良いので、手元がスッキリするのも良いですね。
TM-250Uはドライバーが不要のため、接続するとすぐにPS5/PS4側が認識してくれます。
設定→周辺機器→オーディオ機器と進み、入力機器・出力機器の両方が「USBヘッドセット(TASCAM TM-250U)」になっていることを確認しましょう。
次にマイクレベルを調整します。PS4のマイクレベルは2-3割の位置の小さめに設定しておき、TM-250Uのマイクゲインで音量を稼ぐようにしましょう。PS4のマイクレベルを上げるより、TM-250Uのマイクゲインを上げるほうがノイズが乗りにくいためです。
ノイズを乗りにくくするためには、口とマイクとの距離も重要な要素となります。音楽番組などでマイクにギリギリまで近づいて歌っているのをよく目にすると思いますが、できるだけマイクとの距離を近くしたほうがノイズが乗りにくいのです。吹かれ音が入ってしまう場合は、後述するポップガードを取り付けるのも対策の一つです。マイクとの距離を遠くするとマイクゲインを上げなければならず、周囲の環境音などのノイズを拾いやすくなります。
また、TM-250Uは感度の良いマイクのため、できるだけエアコンや扇風機の風がマイクに直接当たらないようにしましょう。
今回はPS4のマイクレベルは小さめ(2割くらいの位置)に設定しました。
ヘッドホンのレベルもPS4で設定できます。今回はPS4のヘッドホンのレベルは最大に設定し、TM-250Uで微調整をしました。
ゲーム中でもヘッドホンの音量を変えられるのはとても便利です。急に大音量でBGMが始まってたまらずヘッドホンを外したり、敵の足音が聞こえず設定画面で調整している間に倒された…なんてこともなくなります。
TM-250Uはミュートボタンを搭載。PS4でミュートしようとすると、ゲーム中に設定画面に戻らなくてはなりません。TM-250Uは手元のボタン一つで瞬時にミュートが可能。
くしゃみをしたいとき、家族が急に部屋に入ってきたときなど、今すぐにミュートをしたい!という場面は多いはず。
ヘッドセットの音と比べてみた
今回はコントローラーにヘッドセットをつないだときの音声と、TM-250Uをつないだときの音声を録音してみました。ヘッドセットはケーブルの途中にマイクがあるタイプのものと、ブームマイクタイプのものの2種類を、TM-250Uにおいては口との距離を変え30cm程度、10cm程度と2パターン収録してみました。
動画はPS4のビデオクリップ機能を使用して収録しています。
▼【YouTube動画】ヘッドセットとTM-250Uで音質比較してみた▼
動画ではマイクとの距離が近い(10cm)音声がより鮮明に聞こえたと思います。マイクと口の距離を近くしたいけど、TM-250U付属の三脚だと難しい…という方は、このようなマイクスタンドがおすすめです。
アームタイプのマイクスタンドを使えば、スッキリと設置できますね。
デスクを広く使えるようになり、マイクを倒して大きな音を出してしまうといった放送事故の心配がなくなる、小さな声でも拾いやすくなるといったメリットも。
ポップガードをつけると吹かれ(ポップノイズ)に強くなり、より一層聴き心地の良い声を届けることができますよ。扇風機の風がマイクに当たってしまう場合などにも軽減する効果があります。
余談ですが、音楽用のモニターヘッドホンは音の分離が良く定位もわかりやすいので、FPSゲームと非常に相性が良いですよ。
今回使用したTH-06は低音域が得意なモニターヘッドホンなので、足音や銃撃音が重要なゲームには最適です。
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