ここではOBSでオーディオインターフェスTASCAM MiNiSTUDIOを設定する方法をご説明いたします。
MiNiSTUDIO以外のオーディオインターフェースをご使用の方も同様に設定してください。
※他社のソフトウェアやサービスはサポートしておりません。
※掲載されている画面やソフトウェアのバージョンは2021/03/29 時点のものです。
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Open Broadcaster
Software | OBS
はじめに
TASCAM MiNiSTUDIOをPCの接続、マイクなどの周辺機器との接続方法はこちらをご確認ください
接続が完了したら、下の「STEP 1」から進んでみましょう。
パソコンの設定
パソコンの右下にあるスピーカーマークを右クリックし「サウンド」の設定を開きます(注1)。
再生タブ、録音タブそれぞれ「MiNiSTUDIO US-32/42」を既定のデバイスにしてください。
「Additional driver US-32/42」と「Basic driver US-xx(注2)」を準備完了にします。
注1 : 「サウンド」が無い場合コントロールパネルから開きます。
注2 : Basic driver の 「US-xx」 は接続している機種名(US-32 または US-42)が入ります。
再生タブ、録音タブそれぞれ「MiNiSTUDIO US-32/42」を既定のデバイスにしてください。
「Additional driver US-32/42」と「Basic driver US-xx(注2)」を準備完了にします。
注1 : 「サウンド」が無い場合コントロールパネルから開きます。
注2 : Basic driver の 「US-xx」 は接続している機種名(US-32 または US-42)が入ります。
ループバックの考え方
音響機器の設定はMiNiSTUDIO側で音をループバックさせるハードウェアループバック(左図)とOBS側でループバックさせるソフトウェアループバックの2種類の方法があります。
■ハードウェアループバック:パソコン内の音をMiNiSTUDIOを経由してパソコンに戻す。
■ソフトウェアループバック:パソコン内の音をソフトウェアミキサーを経由してパソコンに戻す。
これらを理解すると「音が二重で鳴るトラブル」を回避できます。
■ハードウェアループバック:パソコン内の音をMiNiSTUDIOを経由してパソコンに戻す。
■ソフトウェアループバック:パソコン内の音をソフトウェアミキサーを経由してパソコンに戻す。
これらを理解すると「音が二重で鳴るトラブル」を回避できます。
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MiNiSTUDIO の Mode Presets の使い分け(Windows)。2020/01
ハードウェアループバックの場合 OBSの基本設定①
OBSのダウンロード、およびインストールに関してはOBSの公式ホームページをご参照ください。
まずハードウェアループバックの設定方法についてご説明します。
ハードウェアループバックのメリットはパソコンの負荷を軽減できること、MiNiSTUDIOを経由することにより音質が良くなることが挙げられます。
OBS(白枠)を開きます。
ハードウェアループバックのメリットはパソコンの負荷を軽減できること、MiNiSTUDIOを経由することにより音質が良くなることが挙げられます。
OBS(白枠)を開きます。
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ハードウェアループバックの場合 OBSの基本設定②
ファイル(黄枠)をクリックし、設定タブを開きます。
ハードウェアループバックの場合 OBSの基本設定③
「設定」タブから「音声」(赤枠)をクリックし、音響機器を設定します。
デスクトップ音声デバイスは「無効」に、マイク音声デバイスを「マイク(MiNiSTUDIO US-32/42)」を選択します。
※複数のオーディオインターフェースやサウンドカードなどを併用する場合は「マイク音声デバイス2、3」と追加します。
※音の途切れや機器を認識しなくなるケースがあり、オーディオインターフェースは1台での使用を推奨します。
デスクトップ音声デバイスは「無効」に、マイク音声デバイスを「マイク(MiNiSTUDIO US-32/42)」を選択します。
※複数のオーディオインターフェースやサウンドカードなどを併用する場合は「マイク音声デバイス2、3」と追加します。
※音の途切れや機器を認識しなくなるケースがあり、オーディオインターフェースは1台での使用を推奨します。
ハードウェアループバックの場合 OBSの基本設定④
MiNiSTUDIO を使用する際は OBS に送る音をモニター出来ているので OBS のモニターはオフにします。
同じく「設定」に「詳細設定」の項目があります。「音声」項目の「音声モニタリングデバイス」(白枠)は
特別な設定が無い限りは「既定」のままにしてください。
※「音声モニタリングデバイス」は「設定」の「音声」の中の「詳細設定」へ移動しました。
同じく「設定」に「詳細設定」の項目があります。「音声」項目の「音声モニタリングデバイス」(白枠)は
特別な設定が無い限りは「既定」のままにしてください。
※「音声モニタリングデバイス」は「設定」の「音声」の中の「詳細設定」へ移動しました。
ハードウェアループバックの場合 MiNiSTUDIOの設定
MiNiSTUDIO CREATOR US-42Wの前面にあるモード切替スイッチを「BROADCAST」に入れます。
MiNiSTUDIO PERSONAL US-32WはデフォルトのBROADCASTモードではループバックがかかった状態ですので、特に設定は不要です。
これで、パソコンの音声信号はMiNiSTUDIOを経由してパソコンに戻ります。
ハードウェアループバックの場合 OBSの基本設定⑤
OBSのミキサー画面からデスクトップ音声のスピーカーマーク(白枠)をクリックして、オフにします。
これでMiNiSTUDIOを介した音声だけが、OBSに戻ります。
配信時にポン出しの音やパソコン上で再生したカラオケやBGMが二重に聴こえる際はこの設定をお試しください。OBSの設定完了
以上でOBSとMiNiSTUDIOの準備は完了です。
YouTube LIVEで配信する①
例としてOBSでYouTube配信をする場合の設定をご説明いたします。「設定」を開き、「配信」タブをクリックします。サービスから「YouTube」を選びます。
YouTube LIVEで配信する②
並行してご自身のYouTubeページへから「ライブ配信を開始」をクリックします。
「新しいエンコーダ配信」という項目が表示されますので、番組のタイトルや公開設定など必要な項目を記入、チェックしてから「エンコーダ配信を作成」(赤枠)をクリックします。
YouTube LIVEで配信する③
ご自身のYouTubeページへから「ライブ配信を開始」をクリックします。
「ストリームキー設定」から「ストリーム名/キー(エンコーダーに貼り付け)」(赤枠)欄にある「コピー」をクリックしストリームキーをコピーします。
YouTube LIVEで配信する③
コピーしたストリームキーをOBSの配信設定の「ストリームキー」欄(赤枠)に貼り付け、「適用」「OK」(黄枠)の順にクリックします。
YouTube LIVEで配信する③
配信開始(赤枠)をクリックしてOBS側の配信をクリックします。
この時点ではYouTube LIVE側に映像と音声が行きますが、まだライブ配信はスタートしていません。
YouTube LIVEで配信する③
OBSの配信をYouTubeが認識したら、「ライブ配信を開始」をクリックします。
YouTube LIVE配信を終了する
配信を終了する場合は、画面右上の「ライブ配信を終了」(黄枠)をクリックします。続いてOBSの画面に行き「配信停止」をクリックします。これでYouTube LIVEが終了します。
かならず、YouTube LIVEとOBS両方の配信を終了させてください。
かならず、YouTube LIVEとOBS両方の配信を終了させてください。
ソフトウェアループバックの場合 MiNiSTUDIO CREATOR US-42W
MiNiSTUDIOでループバックさせずにOBSでループバックさせたい場合はこちらの方法で設定してください。
バーチャルキャストの凸配信はソフトウェアループバックを推奨します。
MiNiSTUDIO CREATOR US-42Wの場合は、前面にあるモード切替スイッチを
「CREATOR」(赤枠)にスライドさせます。
MiNiSTUDIO CREATOR US-42Wの場合は、前面にあるモード切替スイッチを
「CREATOR」(赤枠)にスライドさせます。
ソフトウェアループバックの場合 MiNiSTUDIO PERSONAL US-32W
MiNiSTUDIO PERSONAL US-32Wの場合はパソコンのMiNiSTUDIO Settings Panelを開きMode PresetをクリックしてTalkingを選択します。
これでハードウェアループバックが切れた状態になります。
これでハードウェアループバックが切れた状態になります。
ソフトウェアループバックの場合 OBSの設定
OBSのミキサー画面にあるデスクトップ音声のスピーカーマーク(白枠)がアクティブになっている(白く表示されている)事を確認します。
ソフトウェアループバックで配信にパソコンからの音が出ない場合はこの箇所をご確認ください。
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