2025年12月13日、ベヒシュタイン・ジャパン
フラグシップショールーム「ベヒシュタイン・セントラム東京」にて、ピアニスト吉野ユウヤ氏の演奏を録音する機会をいただきました。
当社は、32ビットフロート録音対応の4chフィールドレコーダー「FR-AV4」を用いたマルチ録音をご提案することにしました。
FR-AV4は、32ビットフロート録音に対応した4chレコーダーであるだけでなく、HDMI Syncによるカメラとの連動(注1)、さらにタイムコード同期ではタイムコードジェネレーターを内蔵しているため、システムのマスター機にもスレーブ機にもなれる柔軟な構成が可能です。今回は吉野ユウヤさんのミュージックビデオ制作がテーマであったため、動画側にタイムコードを記録するなど、映像収録を視野に入れた録音となりました。
FR-AV4はカメラや他機器との同期が得意で、これまでは環境音収録やガンマイクによる演者の声など、動画撮影現場でのマルチチャンネル運用が多かったのですが、今回はピアノ録音での採用ということで、当社としても非常にワクワクする現場となりました。
マイクは録音プロデューサーの温井さん(ロングタイムレコーダーズ)に相談し、AKG C414 XLS と DPA 4006A を使用。DPA 4006A はピアノ近接に2本、AKG C414 XLS はカーディオイド設定でアンビエント用として少し離れた位置に2本設置しました。
(注1)FR-AV4のHDMI Sync対応カメラはこちら → fr-av4_tested_camera_list.pdf
マイクセッティングも温井さんにお任せしました。天井の高さや壁の響きなどを丁寧に確認しながら、椅子に乗って位置を調整するなど試行錯誤を重ね、最後にヘッドホンで音をチェックして決定するという流れでした。
FR-AV4 → https://tascam.jp/jp/product/fr-av4
ベヒシュタインのピアノについて
「A.192 ベヒシュタイン コンサートシリーズ」のホームページ https://www.bechstein.co.jp/for_sale/c-bechstein-concert-a-192
また、和音の色彩感や響きの奥行きが自然に生まれるため、クラシックはもちろん、ソロ録音やアンビエント作品にもよく合うとのこと。録音においては音の立ち上がりが明瞭で、アタックと余韻の分離が良く、マイク収録時に濁りが出にくいという長所もあります。外観の仕上げも美しく、映像収録でも存在感を放つピアノでした。
録音場所となった「ベヒシュタイン・セントラム東京」は、複数の名器を備えた専門空間で、静かで落ち着いた環境の中、ブランドの世界観に包まれながら収録できる素晴らしい場所でした。
「ベヒシュタイン・セントラム東京」のホームページ →
https://www.bechstein.co.jp
そして、今回収録した動画はすでに下記のYouTubeチャンネルで公開されています。ぜひご試聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Ke-cDsKNjFs
ピアノ・アーティスト/作編曲/BLUE NOTE PLACE出演/Diorファッションショー音楽/夢パディED作曲/TVCM(DHC、KOWA他)/【サポート】浅岡雄也、majiko、香西かおり、辺見マリ、山本譲二、Rio、StarLights他
(Photo by 大井俐愛香)
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https://www.instagram.com/yoshinoppo
監修 アテナ・ミュージック株式会社
アテナ・ミュージックは東京・横浜を拠点に全国各地でのエンターテインメントの発展に寄与すべく、アーティストマネジメントからイベント企画まで幅広く展開しています。地域に根ざしつつ、全国で心に残るエンターテインメントを発信し続けています。
録音協力・動画編集 NPO法人ロングタイムレコーダーズ
ロングタイムレコーダーズは、貴重な音や音楽の記録・保存・発信を行うNPO法人です。コンサートや音風景の録音・映像制作を通じて、音文化を記録し、広く社会へ届ける活動をおこなっています。
機材提供 ティアック株式会社




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