今回は、反響音のある部屋でのインタビュー収録の悩み事と問題解決についてご紹介します。
■機材移動や収録環境の問題
建売住宅の販売をしているお客様にご来場いただきました。お客様は販売促進のため、住宅購入者に部屋の中をまわりながらに気に入っているポイントなどを紹介いただくインタビュー動画を収録/制作されているとのことでした。
現在の音声の収録方法は、ポータブルレコーダーを単体で三脚に設置し、映像とは別録りで話者の声を収録しているそうです。撮影は動画撮影と音響担当を兼任したワンオペでの収録とのこと。
まずここでの問題は、撮影ポイントが変わるたびに機材移動に手間がかかってしまい、お客様もスムーズに撮影が進行できないとお悩みでした。
また特に、家具がまだ置かれていない新築物件の場合、部屋によっては音が壁に反響してしまいポータブルレコーダーで収録すると強くリバーブがかかったような音質になってしまうとのこと。
そこで、撮影スポットが頻繁に変わる収録でも機材移動の手間を軽減でき、話者の声を的確に録音できるピンマイクレコーダーの導入を考えている中で『DR-10L Pro』をご検討いただきました。
現状の問題点(イメージ) |
■移動しながらの収録も確実に録音
『DR-10L Pro』は電池含め重量はわずか65gで、レコーダーの装着も衣服や付属のベルトクリップを使用して、簡単に取り付けることができます。
DR-10L Pro/DR-10L Pro 装着イメージ |
今回のような広いスペースでの収録の場合、話者が横に振り向いたり、移動しながら話すケースも考えれられます。
ポータブルレコーダーをカメラオンマイクとして装着したり、ショットガンマイクを使用する音声収録方法もありますが、話者の向きや距離が変わると収録した音声にバラつきが出てしまいます。このような場合、ピンマイクレコーダーを使用することで安定した音声収録が可能になります。DR-10L
Proを使用した改善イメージ |
■32ビットフロート録音対応でスムーズな収録を実現
『DR-10L Pro』は32ビットフロート録音に対応したピンマイクレコーダーです。
32ビットフロートで録音することにより、収録シーンごとに録音設定をしなくても広いダイナミックレンジで確実に録音が可能で、収録時の音声チェックも必要最小限に抑えられるため、スムーズなワンオペ収録を実現します。
32ビットフロート録音についてはこちらで詳しく紹介しています。
『TASCAM Hands-On!』
『TASCAM HANDS-ON!』は今後も開催を予定しております。
動画クリエイターの皆様の音声のあれこれの問題解決をお手伝いしていきたいと思いますので、ぜひ、ご参加ください。
業用途別で音声収録機材をご紹介している「動画の音声収録 特設サイト」より最新イベント情報をご確認いただけます。
動画の音声収録 特設サイト イベント情報 |
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