ティアックストアブログ: 今年も開催『ホロライブ x ジョイポリス DREAMY PARTY ホロxマッチ』にTASCAMが機材協力しています！

みなさんVTuberをご存じですか？

2Dや3DのCGアバターを纏ったバーチャル・タレントがインターネット動画やライブ配信などで活動するバーチャルYouTuberの略称です。

ティアックでは2018年から様々なVTuberコンテンツとイベントやコラボレーションを行ってきましたが、2021年より東京お台場にあるアミューズメントパーク『東京ジョイポリス』と女性VTuberグループ『ホロライブ』がコラボしたイベント『ホロxマッチ』に技術および機材協力をしております。

2021年の『ホロライブ x ジョイポリス HAPPY PARTY ホロxマッチ』、2022年の『ホロライブ x ジョイポリス LOVELY PARTY ホロxマッチ』に続いて、今年も『ホロライブ × ジョイポリス DREAMY PARTY ホロxマッチ』が開催されます。

機材や運営面を担当されている株式会社アウリン様の依頼を受け、今年もお手伝いしておりますので、その模様をレポートいたします。

まずは今年のメンバーをご紹介。

兎田ぺこらさん (1月28日)
宝鐘マリンさん (2月4日)
白銀ノエルさん (2月11日)
不知火フレアさん (2月18日)

ホロライブ3期生ということで、非常に豪華なメンバーが揃いました。
今回もイベント会場である3階ステージから1階フロアまでお客様が長蛇の列を成し、人気の程がうかがえます。

新年第一弾の出演者はこの人しかいないでしょう！今年の干支『うさぎ年』にぴったりの兎田ぺこらさん！にょっきりとうさ耳を生やしたお客様もちらほら。女性の比率も高く、待機列から笑みが絶えることがありません。

しかし我々は音響機器のプロ。1分間という限られた時間の中、お客様にいかに高音質でぺこらさんとのおしゃべりを楽しんでいただくか、が重要な使命です。
これからぺこらさんとおしゃべりを楽しむことに、高鳴る期待を胸に膨らませているお客様を見るにつけ、気が引き締まります。

セッティングは去年とほぼ同じ機材で臨みました。

※昨年行われた『ホロライブ x ジョイポリス LOVELY PARTY ホロxマッチ』の模様は以下
https://tascam.jp/jp/business/case/live_event/884

通話の肝となるオーディオインターフェースはVTuberおしゃべりイベントでも使用実績が多い『TASCAM MiNiSTUDIO US-42B』

ヘッドセットは環境ノイズを軽減するノイズキャンセリングマイクを搭載したオンライン会議などに最適な『KOSS CS-200i』

アミューズメントパークの性質上、電源周りが不安定になることも考慮し、今回は電圧監視が可能な電源モジュール『TASCAM AV-P2803』を用意し電源供給に使用しました。

結果、昨年と同様、通信、通話の事故は一切なく、スムーズに運営できたと思います。

音声に関してはカジュアルに使え、各種VTuberイベントでの使用実績も多い『TASCAM MiNiSTUDIO CREATOR US-42B』が今年も大活躍。

加えて『NVIDIA Broadcast』を搭載したパソコンと併用することでアミューズメント施設で懸念されるノイズを大幅に除去した通話ができました。

ちなみに映像周りについても少々。

お客様の様子を写すのに第1回の『ホロxマッチ』ではWebカメラを使用していました。最近のWebカメラは性能もよく暗所でも綺麗に映るのですが、タレントにも熱いファンの思いを少しでも綺麗な映像で届けたく、昨年に続きデジタル一眼レフカメラを使用して現地の模様をキャプチャーしました。

こうした催しは新しいエンタメの形といえますが、意外にシンプルな機材で運用することが可能です。

しかしシンプルな機材といっても油断は禁物です。今回も「お客様に心行くまで楽しんでいただく」という姿勢で取り組み、東京ジョイポリスの感染症対策も徹底して行われていました。
なによりほとんどのお客様が、1分間という限られた時間の中で、兎田ぺこらさんとのおしゃべりや記念撮影を楽しまれ、満面の笑みで喜んでおられたのが印象的でした。