サブスクに登録をして、ワイヤレスイヤフォンで移動中でも音楽を手軽に楽しむ。という方が大半なのではないでしょうか。今時、CDは滅多に聴かない、ましてはレコードなんて何年も聴いていない。聴いたこともないという方も珍しくはないでしょう。
しかしそのレコードがこの令和の時代に再び注目されていることをご存じでしょうか?
沸騰!アナログレコード人気
CDに主役の座を奪われ、一時は消滅の危機にあったアナログレコード。
しかし数年前からレコード人気が再燃し、アメリカでは去年、CDの売り上げを34年ぶりに上回るなど世界的なブームになっているようです。
国内でも人気アーティストが新曲をリリースする際にCDとレコードを同時に発売する動きが広がっていて、20代を中心とする若い世代で人気が高まっているようです。
生産実績 過去10年間 オーディオレコード アナログディスク (出典 : 日本レコード協会) |
レコードの大きなジャケットや独特の雰囲気はそれだけで映えますので、最近流行りのインスタ映えやファッション、一種のデザインとしても人気がありそうです。
オーディオ鑑賞の永遠の課題?レイアウトの制限
ただ、1からレコードを再生するシステムを構築するには必要なものも多くあり、部屋に設置するにもスペース的な制限が発生してしまうこともあります。
オーディオ鑑賞のシステムを構築する上で切っても切り離せないのが、このレイアウトの制限です。オーディオシステムを中心に部屋のレイアウトを組んだり、それ専用の部屋を設けたりすることもありますが、中々にハードルの高いものですよね。
ターンテーブル/フォノアンプ/プリメインアンプ/スピーカーを繋げてみた。
TEAC TN-5BB / PE-505 / AX-505 / S-300HR (ティアック多摩本社 ショールームにて撮影) |
フォノイコライザー内蔵のターンテーブルやアンプ内蔵型のスピーカーを使うことで、システムをシンプルにすることは出来ますが、一体型でもない限りはターンテーブルとスピーカーは最低限必要になります。有線で繋げる必要がある場合が一般的ですので、一緒に置けるだけのスペースが必要です。
フォノイコライザー内蔵のターンテーブルとアンプ内蔵スピーカーを繋げてみた。
TEAC TN-350-SE , TASCAM VL-S3(ティアック多摩本社 ショールームにて撮影) |
始めのシステムと比べるとかなりすっきりしましたが、有線で繋がっているので纏めておく必要があり、結構なスペースが必要になります。
Bluetooth接続ができるターンテーブル&スピーカー
レコードに挑戦してみたいけど、部屋は狭いしレイアウトを圧迫したくない。
せめてターンテーブルとスピーカーを別々に置けるようなワイヤレス機能の付いた製品はないかなぁ。
あります。
レコードはレトロでお堅いイメージがどうしても存在するので、このようなワイヤレス機能を搭載したものがあることを知らない方も多いですよね。
今は何でも無線の時代。コードレスで気軽に楽しみたい方には超オススメです♪
TN-280BTとVL-S3BTを実際に繋いでみる。
ペアリング方法 |
両機種のペアリングモードを起動し、点滅から点灯に切り替わるとペアリング成功です
(補足)初めのペアリングには時間がかかることがありますが、一度ペアリングを済ませると次回の接続からはスムーズにできるようになります。
一度ペアリングが成功するとある程度離れても問題なし‼ |
実際どれだけ離れられるの?
繋げてみたついでにどれだけ離れた状態でも使用できるのかどうか試してみます。
弊社ショールームの端から端までだとどうだろうか…。
推定10m程度 |
問題なく繋がりました。
もちろん障害物などその部屋の環境にもよりますが、大体10mぐらいまでは問題なくつながりました。
少し大きめの部屋の隅から隅くらいまでは繋がるのではないでしょうか。
これを利用し、ターンテーブルはリビングの視聴スペースに、スピーカーだけ持ち出してお庭やキッチンで楽しむなんてことも可能になります♪
まとめ
レコード鑑賞の環境を整えるにあたって、フルでシステムを揃える予算がない。置き場がない。という方には、今回ご紹介させて頂きました機材はとても魅力的に映るんじゃないでしょうか。
ターンテーブルとスピーカーを別々に配置することが出来る為、お部屋のレイアウトに合わせて柔軟に対応することができます。逆にターンテーブルを中心に、渋めのレイアウトを構築するのも面白いかもしれませんね。今流行りのレコードを日々の生活に組み込んで、不自由のないレコードライフを是非お楽しみください♪
(余談)ワイヤレスヘッドホンとの接続
アパートやマンションにお住みの方で、音を出すこと自体がはばかられるという方には、ワイヤレスヘッドホンをオススメします。
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